こんにちは おがちゃんです。
僕は、庭でキャンプをすることを楽しんでいます。
もちろん、キャンプ場に出かけて、キャンプをすることもあります。
これを、僕はアウェイ(遠征)キャンプと呼んでいます。
今日は、念願だった「アウェイで、ソロキャンプに初めて行った時」のことを、振り返ってみようと思います。
ソロキャンプに行きたかったけど、敷居が高かった
僕がキャンプを始めたのは、2018年ごろ…
芸人ヒロシさんが何かのインタビューで、ソロキャンプの魅力について語っていたのを見たことがキッカケでした。
ヒロシに学ぶ「ソロキャンプ」の深い魅力。必要な道具やオススメの場所も教えてもらった|新R25 – シゴトも人生も、もっと楽しもう。
圧倒的な自由さがあるという言葉に惹かれ、僕もさっそく最低限のソロキャンプ道具をそろえて、最初は庭で楽しんでたんです。
ただ、こうは思ってはいたものの、アウェイでのソロキャンプにはなかなか踏み出せずにいたんですよね。
キャンプ場に行って寝泊まりするには、テントや寝床、色々な調理器具が必要です。
そろえるのには、結構なお金が必要になってきます。
また、手薄な装備で準備が不充分+経験が足りない状態で行ってしまうと、色々不便なことが出てきてしまうし、最悪命の危険だってあるわけですよ。
なので、『行きたい 行きたい』とは思いつつも…
金銭面のハードルの高さや、装備の少なさ、「知識や経験がちょっと足りてないな」…
こういう躊躇の気持ちが出てきてしまい、なかなか実現できないまま過ごしていました。
でも、その後僕は転職をして、少し金銭面に余裕が出てきました。
また、庭でテントを張ったファミリーキャンプや、友人家族とのグループキャンプをしたりすることで、色々な知識や経験を積めました。
それに合わせて、持っている装備も充実してきました。
心配だったお金や装備の懸念、知識・経験の足りなさが、少し解消されてきたかなと実感できたんです。
そして、2023年の10月…
僕は、念願のアウェイソロキャンプに行くことが出来たのでした。
初ソロキャンプの場所
初ソロキャンプの場所は、長野県伊那市にある、ACN信州伊那谷キャンパーズヴィレッジにしました。
ACN信州伊那谷キャンパーズヴィレッジ – 検索 (bing.com)
自然が色濃く残る山里を再生し、棚田を利用したキャンプサイトです。
キャンプ好きの方が創ったキャンプ場で、自然を残した形で色々とこだわりを持って作られています。
初ソロキャンプの場所として、ここを選んだ理由は、下記3つです
初ソロキャンプの場所として、このキャンプ場を選んだ理由
①静かなキャンプ場だから
②適度な標高
③長野は思い入れがある場所
①静かなキャンプ場だから
やはり、ソロキャンプに行くのであれば、静かなところでのんびりしたいです
これは、ぜったい外せない僕のマスト事項
なので、必然的にあまり人がいなさそうな場所になってきます。
有名どころのキャンプ場は絶対NGです。
秋はキャンプシーズンで、有名なキャンプ場は人がわんさかいるからです。
都心からすぐに行ける距離感のキャンプ場ではなく、やや遠くてもいいから、人里離れた山とかにある静かそうなキャンプ場にしようと思いました。
②適度な標高
ソロキャンプに行こうと思ったのが10月。
かなり冷え込んでくる時期で、朝晩の気温がグッと下がってきます。
特に、山の冬は平地よりも早く訪れます。
標高が高すぎるところは気温が低すぎて、冬用の装備が充実していないと難しいかな…と思いました。
一般的に、標高が100m上がるごとに、気温は0.6~1℃くらい下がると言われています。
標高1000m近くの場所だと、平地より10℃近く低くなってしまうので、ちょっと危険。
なので、せいぜい標高は500m前後くらいの場所になるのかな…と考えました。
③思い入れのある場所
やはり、初めてのソロキャンプに行くとなると、行く場所も好きなところが良いですよね
実は、僕は20代の5年間、長野県に住んでいました。
なので、長野県は第二の故郷くらいに思っていて、個人的に思い入れのある土地なんですよ。
自然豊かで、空気がきれいで… 温泉もあって…
とても良いところなんです。
↑これは、キャンプ場に向かう途中で寄った諏訪湖SAで撮った写真です。
なんとなくの土地勘もあるし、懐かしさもあるし…久々に行きたいなと思ったんですよね。
以上の理由から、初ソロキャンプの場所は、ACN信州伊那谷キャンパーズヴィレッジに決めました。
初めてのソロキャンプ
ACN信州伊那谷キャンパーズヴィレッジ
ACN信州伊那谷キャンパーズヴィレッジは、長野県の中央道 駒ケ根ICから下道で約1時間ほど車で走った、山奥にあります。
細い道を、どんどん登っていきます。
細くて、対向車が来たときに、すれ違えるのか?と心配になりますが。
時間によって道を規制しているらしいので、キャンプ場から出てきて、降りてくるキャンパーの車とは遭遇しないらしいです。(※)
注意点
(※)ただし、キャンプ場の近隣の住人の方が、ごくまれにこの道を車で通ることがあるらしいので、そういう方の車と鉢合わせしてしまうことがありますので、注意
山奥にあるキャンプ場なので、とても静か。
キャンプ場でもらえる、パンフレットに載っている見取り図です。
ソロサイトの他にも、ファミリーキャンプサイトもあります
引用:ACN信州伊那谷キャンパーズヴィレッジ パンフレットより
何とかテントも設営できて、無事に寝泊まりが出来ました。
外で作るご飯も美味しかった。
この日は、キムチチゲ鍋を作りました。 日が暮れると肌寒かったので、とても温まる。
初めてソロキャンプに行きましたが、非日常を味わうことができ、良い経験になりました。
初のソロキャンプを経験して、思ったこと
初ソロキャンプは、楽しかったし、良い経験が積めましたが…
少し思うところもあったというのが本音です
1.やっぱり、ちょっと遠かった
ACN信州伊那谷キャンパーズヴィレッジは、長野県伊那市というところにあります。
僕が住んでいる西東京エリアから、高速で3時間以上かかります。
やっぱりちょっと遠いんですね。
しかも、この日は3連休の初日だったので、道が渋滞して結構運転が疲れてしまいました。
また、チェックインが13時からなので、どうしても設営開始が遅くなり時間が制限されてしまう。
パップテントの設営にも慣れておらず、場所を決めてテントを張り…
机やらコットやらを設置していたら、あっという間に時間が過ぎて日が暮れてしまった感じですね。
設営する時間やじっくりとくつろぐことを考慮すると、移動に時間がかかりすぎてしまうのは、けっこう影響デカいなと思いました。
2.静かなキャンプ場には間違いない… だが!
ACN信州伊那谷キャンパーズヴィレッジは、自然を利用した隠れ家的なキャンプサイトで、ソロサイトは棚田を利用して作られています。
結構山奥にあるので、とても静か。
なので、隣のキャンパーエリアと高低差が出来ることになるので、視線が気にならなくていい。
だけども、お隣のキャンパーさんが立てる音までは防げず、どうしても聞こえてしまう。
テントの設営を終え、少し座って休んでいると、お隣のキャンパーさんが、弦楽器を弾きながら弾き語りの練習を始めたんです。
別にいいんです。 別に楽器の演奏が禁止されているところじゃないですし。
キャンプに来たら、各々が好きなことを、好きなだけやったらいい。
でも、その人…
曲の同じパートの同じ個所で引っかかっては、また最初から…のループを繰り返かえしているんです。
永遠に、その先のパートまで進まず、最後まで歌い切れない
段々僕も気になってしまい、その弾き語りが耳から離れなくなってしまいました。
お隣にどんなキャンパーさんが来て、その人たちが何をしてすごすかなんてところまでは、さすがにコントロールできないですからね。
3.コンディションバッチリで、キャンプに行けるわけではない
それから、場所や時期にもよりますが、キャンプ場は事前に予約を入れないといけません
人気があるキャンプ場や混みあうシーズンには、ヘタをすると2~3か月前から予約をあらかじめ入れておかないと取れません。
でも、2~3か月後の予約日に、自分がどうなっているかなんて、正直分かりませんよね?
キャンプ予定間近になって、コンディションがどうなっているか?分からない
・仕事がメチャクチャ忙しくなって、休日疲れ果ててしまう。
・体調を崩して、風邪気味
・土壇場になって、なんかテンションが下がって面倒くさくなってしまう
・仕事や人間関係でイヤなことがあり、メンタルが落っこちる
キャンプの当日、心と身体がベストコンディションの状態で、当日にキャンプに行けるとは限らないんです。
この初ソロキャンプに行った日、僕のメンタル状態はあまりいいとは言えませんでした。
その週、仕事でとても理不尽な目に遭い、管理職にキツイことを言われ…
メンタルが大分落ちてしまっていたんです。
もちろん、
そういう忙しさやイヤなことをリセットするために、キャンプに行くんじゃないか!
こういう言い分も分かるんですけども。
僕の場合は、キャンプ場の夜の静けさがアダになり、ソロキャンプ中にイヤなことを思い出してしまい、かえって逆効果になってしまいました。
焚火を見ていたら、そのイヤなことを思い出してしまい…
薪を嫌いな人に見立てて、燃やして恨みを浄化していたくらいです(笑)
心身のコンディションが良い時に、アウェイキャンプに来れれば一番良いですが…
キャンプ場は事前に予約をしないといけないところがほとんどなので、その時になってみないと、自分のコンディションがどうなっているか? 分からないんですよね。
アウェイキャンプは、基本遠くに行くので、時間と体力・労力を持っていかれます。
また、自分でコントロールできない部分もたくさんもあり、その日のキャンプの楽しさや満足度に大きな影響を与えるんだなと実感しました。
アウェイキャンプは頑張らないことが大切
初ソロキャンプを体験し、全体を通して感じたこと。
それは、アウェイキャンプは色々頑張ってはいけないということです。
特に、慣れないうちは疲れないこと、時間のゆとりを最優先にすることが大切だと思いました
キャンプで疲れてしまう、時間的なゆとりがなくなる行為
・キャンプ場が遠い
・チェックインが遅い
・設営や使い方に慣れてないギアを使う(特にテント)
・凝った料理を作る
こういう要素がいくつも重なると、途端にゆとりが無くなって大変になって疲れ果ててしまい、せっかくキャンプに行ったのに全然楽しくなかった…なんてことになりかねない。
疲れたり、ゆとりが無くなったりすることが、重ならないようにする
- 新しいギアを使う時は、慣れたキャンプ場にする。
- 遠いキャンプ場に行くなら、料理はお惣菜やインスタント食品にして、手抜きする。
- チェックインが早い時間のキャンプ場にする
キャンプが楽しかった…という気持ちで終えるためには、なるべく、負担になることが重ならないようにした方がよいです。
次回、アウェイキャンプに行くときは、なるべく手を抜いて、頑張りすぎないことを意識して、楽しもうかなと思っています。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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